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映画レビュー 「バタフライ・エフェクト 3」

バタフライ・エフェクト3/最後の選択  原題:The Butterfly Effect 3: Revelations

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http://butterflyeffect.heteml.jp/
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=334618
http://www.imdb.com/title/tt1234541/

このシリーズも3作目に突入です。
一貫して、テーマは「愛する人を救うため」 かなり残念だった前作の汚名を本作で晴らす事ができるのか?
このシリーズは、タイトルがシリーズものですが、全てが独立しており、2、3からいきなり観ても全然OK。予備知識として、主人公は、過去の写真や日記などをトリガーにして過去に遡れる、とだけ知っておけば大丈夫です。

あらすじは、主人公のサム(クリス・カーマック)は過去に遡れる能力を生かし、警察の捜査協力をし、謝礼を貰う生活をしている。そこに、殺害された初恋の相手レベッカ(ミア・セラフィノ)の姉のリズ(サラ・ハーベル)から真犯人を探して欲しいと依頼される。自分に近い人の調査になり、過去を変えてしまう可能性があるため、能力についての相談役であるハリー教授(ケビン・ヨン)や妹のジェナ(レイチェル・マイナー)から猛反対をされるが、我慢できずに過去に遡り真犯人を突き止めようとし、トリップを繰り返し、遂に最後の決断をする・・・。

邦題の「最後の選択」、原題の「Revelations」からも分かるように、秘密が暴露され、とても切ない最後の選択がそこに待っています。

良くストーリーを練ったとみえて、破綻している所も少なく、伏線が巧妙に張られていて絶妙です。
気を抜かず真剣に観て欲しいです。
かなりオススメできる作品ですが、難点は単館上映に近いので気軽に観れないこと(汗)
DVDがリリースされたら、必見ですね。

2とはうって変わって、ストーリーは格段に良くなっています。
今までのシリーズとの一番の変化点は、力の使い方が最初から分かっている事、そして、ハリー教授がその事を知っていて、バック・トゥ・ザ・フューチャーのドクばりにタイム・パラドクスを一生懸命説明している事です。また基本的には氷水に浸かってないとダメなのも少し違います。

以下、ネタバレしますので・・・。

あとのストーリー展開は、レベッカを殺した真犯人を見つけようとトリップするが、姉のリズに見つかってしまい、挙句の果てに2人とも殺されてしまう。
現在に戻ってみれば、自分は若干落ちぶれ、殺人はレベッカにとどまらず8人の猟奇殺人まで発展してしまっている。

サムが15歳の時に家が火事になり、本当は死ぬはずだった妹を助けられた。でもその跳ね返りで死ぬはずの無かった両親を死なせてしまった。過去のトラウマが頭をよぎるがもう後には引けない。失敗を修正しようとし、何度もトリップするが全て失敗に終わり、その度にどんどん落ちぶれていき、ハリー教授も行方不明者に・・・。

妹のジェナは引きこもりだったが、過去が変わり普通の社会人に。
彼女の留守中に届けられていた花を発見し、ハリー教授からだと気づく。教授が犯人だと思い、追い詰めるがそこには死に掛けた教授が。
助けを呼びに行こうとした所で罠(トラバサミ)に掛ってしまう。そこに真犯人が・・・。

覆面を外すと、それは妹のジェナだった!ジェナも実はトリップでき、近親相姦な彼女は、サムを追いトリップし続けた。そして兄に近づく女性を片っ端から殺していた・・・。

それを知ったサムは、ジェナを助けた事を修正するため、再度、火事があった15歳まで遡り、ジェナを見殺しにする選択をする・・・。現実に戻ると、幸せな家庭を持つ自分がいた。子供もいて、名前はジェナ。ハッピーエンドで終わるように見えるが、ジェナ(子供)は人形をBBQの火にかけて薄ら笑いを浮かべる。そう、この子供はジェナの生まれ変わりだったのだ!

ホントはストーリを書くつもりはなかったのですが、ついつい(汗)
いや、こういう風に書くと、今までとあんまり変わらないジャンかと思いますが、この作品の素晴らしさは伏線の張り方にあります。本当に素晴らしい。

火事で何で助かったのか問い詰めるジェナ。引きこもりである事もあって、両親を失ったトラウマを払しょくするため、真実を知りたくてしょうがない様と、サムの過去の禁断を破った事実だけに使われると思っていたら、ラストの一番大事な所にリンクしている。

何気ないハリー教授のマリファナ栽培と家庭菜園はジェナと教授を結びつけるものだったし、ダン刑事(リンチ・R・トラヴィス)の「霊能力者だろ?」の一言もただの冷やかしでも無かった。

ヴィキ(メリッサ・ジョーンズ)との来世で会おうっていうのも、子供のジェナとリンクしている。ここまで綿密に練られた脚本て、全然思い付きません。また、今こうして書いて再度思いなおすと、さらにその綿密さを実感してます。もう何回も観たいですね、この作品は。

評価:★★★★★★★★☆☆

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映画レビュー 「バタフライ・エフェクト2」

バタフライ・エフェクト2 原題:The Butterfly Effect 2

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http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=328840
http://www.imdb.com/title/tt0457297/

前作の続編ですが、監督も変わりどうかと言うところ。

ストーリー的というか、設定が似ていて、若き営業マンのニック(エリック・ライヴリー)は恋人のジュリー(エリカ・デュランス)と仲間のカップル4人で、ジュリーの誕生日を祝うキャンプに出掛ける。しかし会社からの連絡で、急遽戻る事に。その帰り道、アクシデントに合ってしまい、ニックだけが生き残る。そんなニックは自分が過去に戻れる能力を持っている事に気づく。その能力を使って、現在を修正しようと何度も試みるが・・・。

正直、前作の完成度が高すぎて、典型的な「ヒット作の続編は失敗する」事例になってしまっています。

計算しつくされた前作と打って変わり、今回はいわゆる症例紹介的な内容です。
単に過去を修正するがあまり、どんどん深みにハマっていき、最後は最愛のジュリーも失ってしまう事に。

それを解消すべく、全ての基点のキャンプまで戻るのですが、皆をを助けるべくニックだけが犠牲になるという、なんとも後味の悪い結末。「何としてでも皆を助ける」といき込んでいたニックなので、その願は叶ったりなんですが、見てる方はね・・・切ないと言えば切ないけど・・・。閉口・・・。

正直、切り口は似ていても、大きく設定を変えるとか、もう少し伏線を張るとか欲しかったですね・・・。
年末テレビドラマスペシャルに勝てませんよ、監督さん・・・・。

ちょっとあまりにも前作からの期待が大きかったのと、そもそも・・・な所も相まって、この作品にはかなり辛口コメントしか浮びませんでした。

評価:★★★☆☆☆☆☆☆☆

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映画レビュー 「バタフライ・エフェクト」

バタフライ・エフェクト 原題:The Butterfly Effect

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http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=321766
http://www.imdb.com/title/tt0289879/

バタフライ・エフェクトとは、カオス理論を、「一匹の蝶が羽ばたいた結果、地球の裏側で竜巻が起きる」と比喩したものである。主人公のエヴァン(アシュトン・カッチャー)は過去に戻る術を習得する。それは父からの遺伝。現在の不都合を変えるため、その力を使って過去を改ざんする。
しかし、思惑通りに行かない改ざんは、予期しない現在を作り出してしまう。
これこそ、バタフライ・エフェクトそのもの。 最後にエヴァンが取った行動は・・・。

サスペンスというか、タイムトラベルものですね。
この手の映画にありがちなストーリーの破たんや矛盾も無いし、話が進むにつれて少しずつ序盤の謎だった部分が、無理なく解けていく構成は、はっきり言ってお見事でした。

愛するケイリー(エイミー・スマート)と何とか結ばれようと、何度も過去に遡り、改ざんを試みますが、あちらが立てばこちらが立たずに、上手くいかないエヴァン。結局最後はみんなそれぞれの道でハッピーになるのですが、エヴァンとケイリーが結ばれる事は無かった。
それは、どうしてもやろうとすると、誰かが犠牲になる。それが許せなかった?エヴァンは、ケイリーとの出会いまで遡り、二度と合わなくなる様に、子供時代の彼女を脅したから。

ま、そーなんですけど、ボクなら自分たちが幸せなら、多少の犠牲も致し方ないと思いますが・・・。
特典の違ったエンディングって見てないですが、こういう意見の人も多いのでは?
ここがキャッチコピーでも言っている、「映画史上最も切ないハッピーエンドストーリー」な部分なので、こうなって貰わないと困るんですが(笑)

ボクはカオス理論よりも、運命を感じましたね。過去をどう変えようと頑張っても、結ばれない2人は永遠に結ばれない・・・。そう考えたら切なくなってきました・・・。

とにかく、細かいツッコミは置いといても、一度は見て損の無い作品です。
各役者の、各過去ごとの特殊メイクや演技も見ものです。全く違う人格になってるので。
オススメです。

評価:★★★★★★★★★★

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映画レビュー 「あなたは私の婿になる」

あなたは私の婿になる。 原題:The Proposal

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http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=334091

http://www.imdb.com/title/tt1041829/

マーガレット(サンドラ・ブロック)は、皆から魔女と呼ばれるくらいの鬼編集長。が、カナダ人の彼女は就労ビザが下りずに、国外強制退去のピンチ。そこで咄嗟に思いついたのが、アシスタントのアンドリュー(ライアン・レイノルズ)との偽装結婚。これによりグリーンカードを手に入れ、事なきを得ようという算段なのだが・・・。

大体の人が、テレビCMを見ただけで、ラストまでの展開はほぼ読めると思います。
実際、その期待は裏切られません(笑)ある意味安心して見てられるラブコメディの王道の様な作品です。ちなみにボクはこういう作品はそれなりに好きです(笑)

アラスカの大自然という、いつもと全く違う環境の中で、お互いの心が少しずつだが自然と開かれていく。そして16歳で家族を失ってしまい、ずっと一人だったマーガレットは、アンドリューの家族の温かさを知り、嘘をつき通す事が出来ずに、全てを白状しNYに帰ってしまう。

でもそれは愛ゆえの行為。
アンドリューもそれに気付いていて、彼女を追いかけ、ラストはオフィスでプロポーズしハッピーエンド。

こうやって書くとベタベタなんですが、かなりユーモアのスパイスが効いていて新鮮に感じました。またそれを成功させてるのが、サンドラ・ブロックのやり過ぎとも言えなくもない頑張りと、ライアン・レイノルズの部下の時と、花婿の時の2面性のギャップを上手く演じてるからに他なりません。

しかし、アメリカの本の編集長っていうのは、かなり恐ろしい存在なんだろうか。
プラダを着た悪魔のメリル・ストリープも相当なキャラだったし・・・。

最近、あまり楽しめるラブコメってあまり無かったので、CM見たときから期待してたんですが、
久々に楽しく観れて満足です。多分、DVDでもう1回見ると思います(笑)
付き合い始めのカップルに最適かも。当たり障り無いし、笑えるし。保証はしませんが(汗)

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆

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映画レビュー 「エスター」

エスター。 原題:Orphan

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http://www.imdb.com/title/tt1148204/


ケイト(ベラ・ファーミガ)とジョン(ピーター・サースガード)は死産のショックから立ち直るべく、養子を迎える事にする。その養子が孤児院にいるエスター(イザベル・ファーマン)。
原題のOrphanとは孤児のこと。これをそのまま邦題にしても、変な映画っぽくなるので、今回の邦題は妥当か。

さて、Trailerにもある様に、「この娘、どこかが変だ」というキャッチコピー通り、彼女の周辺で様々な事件が起こり、またそれに必ず彼女が関与している。そしてその正体とは一体・・・。



一応、ホラー映画の分類だとは思うんですが、もっと現実的な感じ。リアリスティック・ホラーとでも言いましょうか。それは全てこの映画の結末に起因するんですが、ストーリーや怖さの見せ方など、同じ子供が関わるオーメンなんかとは全く違う感じ。
常に現実をベースにした不気味さが漂う湿った恐怖感が味わえると思います。

役者の演技も素晴らしかった。ベラ・ファーミガの悩み苦しむ母親、イザベル・ファーマンの境界性人格障害(とあと何て言ってたか忘れた)を持ち、不気味さと常に秘密が見え隠れするエスター。だが、この作品を成功に導いたのは、何と言ってもマックス役のアリアーナ・コールマンだろう。
この口と耳が不自由な設定なため、表情と仕草が全てになるんですが、それを見事にやり遂げて、エスターの怖さを助長させる事に成功してます。
彼女がいなければ、もっと恐怖の演出が大変だったでしょう。

またレオナルド・ディカプリオも制作に参加しており、この作品の期待度が窺い知れます。典型的なホラー映画を求める人には向いてません。もっとリアルに心地の悪い恐怖感を味わいたい人にはお薦めです。
まぁそれ故、評価がだいぶ分かれそうですけどね。

残念だったのは、90分位で終わると、もっとテンポ良く休む暇もなくスリリングだったのではないかという事と、効果音で「怖いの来るぞー!」ってのあるじゃないですか。
その時って全然怖くないんですよ。で、いきなりバン!ってくる。ボクは別に怖がりじゃないんで、ビクっともしないんですが、一応、来るぞー!って時は無意識に緊張するんです。でも何もない。だから凄い疲れる(笑)

ラストの実は大人だったってのは凄く意外で面白い設定だった。
ダニエル(ジミー・ベネット)が木から落ちてからはもう釘付け(笑)

妙に何でもできたり、大人っぽかったりするのにも納得。だって<33年も生きてんだから(笑)
それにしても特殊メイクは凄くて、一瞬、大人が子役をやってるのかと疑ってしまった・・・。ちょっと可哀想だなぁと思ったのが、トイレで発狂するところ。境界性人格障害であれば、本人にはあまり自覚症状はないと思うんですが(間違ってたらごめんなさい)、劇中では、殺人をしたのがバレてないと自分に言い聞かせる内、発狂してしまいます。あれって何となく自分の中でどうにもならない不安が込み上げて来て、にっちもさっちもいかなくなっちゃったと思うんですよ。それなりに彼女も辛かったんだろうと、ちょっと同情しちゃいました。

しかし、やはり子供だと思ってたのが実は大人だったというのは、どのホラー映画の設定よりも怖いかもしれない(笑)

評価:★★★★★★★★☆☆

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映画レビュー 「ブロークン・イングリッシュ」

ブロークン・イングリッシュ。 原題:Broken English

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アメリカ人のノラ(パーカー・ポージー)と恋人を追いかけてNYまでやってきたフランス人の
ジュリアン(メルヴィル・プポー)の恋愛ストーリー。

タイトルのブロークン・イングリッシュとは、ジュリアンが話す英語の事だと思われます。

30歳前後で、「結婚」という言葉に焦りや不安を感じた事がある人には、または恋愛ものの王道を好む人にはツボにはまる作品だと思います。

今までチャンスを逃してしまい、新しい相手を探そうと果敢に挑むも全て失敗。
好きな人を追いかけて来てみたものの、結局相手は見つからず、自分は1人で良いんだと言い聞かすように、自らを慰めながら元の生活に戻ろうとする。が、土壇場で運命的に意中の人と出会う事ができハッピーエンド。

結構ありがちなストーリーなので、ある意味安心して見てられるんですが、もうひとひねり欲しかったなぁ。この2人の主人公達が付き合っていた相手って、俳優だったり女優だったりするんだし、(ジュリアンの追っかけてきた女優ってモヒカンと付き合ってた女優?)、はたまたジュリアンの仕事場が映画の撮影現場なので、そこでみんなはち合わせで一波乱とか・・・、やり過ぎ!?

パーカー・ポージーという女優は初めて見たと思うんですが、こんなに普通の表情をさらっと演じるところなんかは素晴らしかったですね。起きぬけの顔なんか、やれって言われてもできないし、普通は(笑)

一番印象に残ったセリフが、結婚は契約であり、愛を求めるものじゃない、的な部分。
確かに、これが皆わかってりゃ、アメリカみたいに離婚率50%は行かないよね(汗)

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆

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映画レビュー 「こわれゆく世界の中で」

こわれゆく世界の中で 原題:Breaking and Entering

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ロンドンのキングスクロスの再開発を背景に、ウィル(ジュード・ロウ)とリヴ(ロビン・ライト・ペン)の同棲カップル。そして、アミラ(ジュリエット・ビノシュ)とミロ(ラフィ・ガヴロン)の難民親子が入り組んだ、現実への不満と葛藤を乗り越え、新たな人生への歩みを描くストーリー。

都市の再開発、即ち破壊と創造が、このカップルと親子の現状からの脱却(Breaking)と、人生の次のステップへ進む(Entering)がリンクされ、良く練られたストーリーだと思います。

母子家庭のリヴと同棲しているウィルは、10年経っても未だ自分が彼女たちの輪に入れない事を悟り、またその輪は檻に見える・・・。(名言だ)

そしてアミラに愛を求めたウィル。
ただ息子を守りたかった、そして自らの寂しさを埋めたくて、ウィルと関係をもったアミラ。

結局は、ウィルはリヴと結婚?し、アミラはミロとセルビアに帰る。
これを結局は元さやに納まったと見るか、一度今ある現実を壊したからこそ、お互い前に進めた、と理解するかは微妙な所です。
しかし、結果は同じに見えるが、後者の方がより強い絆で結ばれると監督(兼 脚本)は言いたかったのだと信じます。

それと、作品の中では結末は分かりませんが、再生しようとしているウィルとリヴの関係が、新キングスクロスであるならば、ウィルの苦悩の象徴は犯罪であり、売春婦であると感じました。
果たして2人の関係の様に無事街は再生するのか?負の遺産は一掃されるか?
これに対しては、ウィルの車を一度は盗んだ売春婦が、車を返しに来た事と、それ以降会って無い(と思われる)事から、無事更生したと推測できます(ワタクシはね)

一言でラブストーリーで片付けるには非常に勿体なく、「破壊」、「前進」、「対比」これらのキーワードを元に、心情、情景が素晴らしく描かれている作品です。キャストもばっちりはまって申し分ない。

ただ難点を言うと、邦題はイケテない。
確かに、成り行きで受身的に「こわれゆく」な面もあるが、原題はもっと能動的な感じを言いたいはずです。「自らこわしてゆく」これを踏まえた日本語タイトルって全然浮ばないし、「こわれゆく」の方がはかない感じがして良いかもしれませんが、内容は全然違うので複雑ですね。

評価:★★★★★★★★☆☆

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映画レビュー 「ジェネラル・ルージュの凱旋」

ジェネラル・ルージュの凱旋

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やっと観る事ができました。
前作のチームバチスタの栄光に続く第2作。

ストーリー的には意外と単調だったかな?
期待値が前作と同じだったので、比較するとちょっと期待外れでした。
田口先生(竹内結子)と白鳥(阿部寛)の漫談まがいのやり取りも、何となくすんなり終わる。
ていうか、全体的に淡々と進み過ぎるんで、普通に面白かった~で終わってしまうのが残念。
まぁ肩の力を抜いて観るには良い作品です。

先日まで、救命病棟24時を観ていた事もあり、速水医師(堺 雅人)の医療に対する真摯な態度は心を打たれます。やっぱり真剣に取り組み人っていつ見ても良いなぁ。

この作品のタイトルは曲者で、本当の意味は最後まで見ないと分かりませんね。
Web Siteとか見て、タイトルからボクが想像したストーリーは全然かけ離れたものでした(笑)
ルージュはまぁ100歩譲って良いとして、凱旋はどっちかつったらリベンジなんじゃないかなぁ・・・。

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆

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映画レビュー 「俺たちに明日はない」

俺たちに明日はない。原題:Bonnie and Clyde.

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所謂、名作中の名作と呼ばれている作品です。
ただ当時の状況に立って観ないと、そうは感じないかもしれませんね。

実話がベースの、銀行強盗の男女の逃避行の物語。

40年以上前の作品なので、1965年といえばベトナム戦争とかあった年です。
そんな時代は勧善懲悪物じゃないと調子が悪いわけで(汗)、この作品も、主人公のギャングを
ある意味美化し、はやし立て、時代に対するアウトローなヒーロー的に前半は見せてますが、中盤以降は確実に堕ちていく人間像を描ききり、ラストは87ショットのハチの巣です。

確かにこの作品の見どころはラストでしょう。
しかし、ボクはその堕ちていく人間像に心を打たれました。
1人殺し、2人殺し、どんどん選択肢が無くなっていくのを実感する。そんな状況を打破しようと、ボニーは母親と会う事を切望し、実際に会うのだが、逃げ場の無い現状を淡々と説かれ、ますます自分を追い詰める。
そして最後は。何でも死に際に一瞬輝くように、2人に一瞬の小さな幸せが訪れるが、それは死への序章。

これって人間の人生そのものですね。
ラストの見せ方とセックス描写がいつも取り沙汰されます。時代を考えれば当然なんでしょうけど。
だけど自分の人生を彼らに当てはめてみて下さい。ちょっと息を呑みませんか?

キミの人生は彼らの様な、Ballet of Death か、彼らがなし得なかった、We rob banks か。

評価:★★★★★★★★★

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