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映画レビュー 「恋するベーカリー」

恋するベーカリー  原題:It's Complicated

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http://koibake.com/
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=335575
http://www.imdb.com/title/tt1230414/

メリル・ストリープ、スティーブ・マーティン、アレック・ボールドウィンの3人の主演で贈る、完全大人向けのコメディ?

ハートウォーミング・コメディとかロマンティック・コメディとか、如何にも良い話的な感じですが、ワタクシは敢えてそうは書きません。

邦題も如何にも的な感じなのですが、ストーリーのベースは不倫と三角関係なのですよ・・・。
またぶっちゃけベーカリー自体はちょっとしたエッセンスなだけで、ベーカリーが舞台という訳でも無い。
まぁ料理好きというよりかは、ベーカリー経営と言った方が説得力があるかって感じ。

いきなりネガティブな感じで書き始めてしまいましたが、この作品のイメージを、下手したらぶち壊しかねないとちょっと思ったので・・・。
それだけ素晴らしい作品だったので、ちょっと頭にきて(笑)力強く書いてしまいました。

作品自体R15指定なのですが、内容はR30指定でしょうか。下ネタ満載で笑える所も多いのですが、その裏に隠れてる、離婚した夫婦の心の悩みや葛藤、子供が巣立っていく親の寂しさ、この辺の大人がなかなか口に出せない事が分かって、はじめてこの作品を全て楽しめると思います。


メリル・ストリープ演じるジェーンは、離婚したジェイク(アレック・ボールドウィン)と不倫関係に落ち、一方で家の増築のための建築家アダム(スティーブ・マーティン)にも心惹かれ、三角関係になってしまう。ジェーンは選択をしなければならなくなり、まさにComplicatedな状態に・・・。

もうメリル・ストリープの独壇場である。自分的に、最近の彼女のNo,1作品はプラダを着た悪魔だったが、それとは全くベクトルが逆なNo,1だろう。不倫での罪悪感と葛藤、建築家とのプラトニックラブ、子供たちの巣立ち、どれをとっても自然で、全部違った顔をしている。それでいて気持ちが凄く伝わってくる。

また、不倫の設定なので、当然ながらベッドシーンがあるのだが、御歳60歳になるメリルがこんなにセクシーに見えるなんて、何かの間違いとしか言いようが無い(笑)

監督を事前にチェックするのを忘れてて、後から知ったのだが、「ホリディ」のナンシー・マイヤーズだった。
めちゃくちゃ納得。

ワタクシ的には、この作品をある意味媒体として、自分らしい人生の送り方って何?という問題提起された様な作品に思えました。まぁ同じように感じて、ちょっとだけしみじみするも良し。Complicatedな状況で笑うも良し。とにかく、大人が映画館に行って、楽しむにふさわしい作品だと思います。凄くオススメ。

評価:★★★★★★★★★

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映画レビュー 「オブジェクティブ」

オブジェクティブ  原題:The Objective

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http://www.allcinema.net/prog/show_dvd.php?num_sid=689457
http://www.imdb.com/title/tt0962711/

ブレア・ウィッチの監督を務めたダニエル・マイリックが放つSFスリラー。
アフガニスタンの山間部で、強度の放射能を感知したCIAは調査のためエージェントを送り込む。
そこで彼らが見たものとは・・・。

パッケージからも分かる通り、相手はいわゆるアレだ(笑)
ただし、この作品の心髄はそこではなく、タイトルにある通りObjectiveにある。

冒頭の展開からはハードな戦争物かと思わせるのだが、実はSFスリラーな展開になる。
ここを見誤ると、ただの消化不良で終わる可能性が高いので注意が必要だ。

ブレア・ウィッチ程では無いにしろ作風は似ており、核心の部分の情報をかなり制約し、得体のしれない恐怖をかき立たせている。ただ一つ残念なのは演出方法だ。ブレア・ウィッチはモキュメンタリーがリアルさを生み、ユニークな世界観の確立に繋がった。今回もドキュメンタリー的な見せ方をしているのだが、舞台が日中の砂漠であることなどが相まって、非常に無味乾燥なものになってしまっている。

悪い言い方だが分かりやすいのは、柳の下の2匹目のドジョウを狙って失敗した感でいっぱいだ。

個人的には、もっとアホっぽく何でも有りな位にやった方が面白かったのではと思う。

終始、ブレア・ウィッチとの比較になってしまいましたが、やはりそれだけブレア・ウィッチはインパクトの大きい作品だったという事です。観客はどうしても、あの感覚を期待してしまうと思います。
作り手も、その辺は頭では理解しているようですが、なかなか上手くいかなかったというのが本音かもしれません。

結構、酷評になってしまいましたが(汗)ブレアの冠を外せば、B級映画としてはレベルの高いものだと思います。

評価:★★★☆☆☆☆☆☆☆

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映画レビュー 「ブロークン」

ブロークン  原題:The Broken

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http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=331406

http://www.imdb.com/title/tt0906734/

ターミネーター サラ・コナー クロニクルズのレナ・ヘディ主演のサスペンス的なドラマ。
ノリは世にも奇妙な物語的で、映画としてはB級の匂いがプンプンする。
しかし監督がショーン・エリスというファッション・フォトグラファーなため、かなり絵コンテというかアングルにはこだわり感が出ている作品ですね。

ロンドンに住むX線技師のジーナ(レナ・ヘディ)は自分と瓜二つの女性が、目の前を去っていく様を見かける。
後を付けると、部屋までもが自分のと瓜二つだった。その謎を解明しようとするのだが・・・。

テーマは鏡の中の自分。題材としてはありがちなのだが、こだわりを見せるカットと独特の雰囲気で、展開の甘さをカバーしてます。
独特な雰囲気はというと、全体的に暗い感じなのと、フォトグラファー故なのか、静止画の繋ぎ合わせ的な感じなんですよね。カメラワークが凄くて、躍動感があるとかそういうのは全然なくて、あるイメージするカットを中心に、その前後に動きをつけ、全体が流れていく感じがしました。

普通、凄く素人っぽくなってしまう所が、そのカットの取り方が素晴らしいのと、ストーリー展開とキャラクタが融合して、この雰囲気を出してる様に感じます。
これ、狙ってやってたらかなり凄いと思うんですが・・・。

とは言っても、やはり先が読めやすいストーリーなのですが、上質なB級な感じなのでなかなかオススメできます。

評価:★★★★★★☆☆☆☆

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映画レビュー 「愛を読むひと」

愛を読むひと  原題:The Reader

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http://www.aiyomu.com/
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=332362
http://www.imdb.com/title/tt0976051/

ドイツの小説、「朗読者」を原作とした、ラブストーリーというには官能的すぎるし、それ以上に切なすぎるし、重苦しいテーマを持ったラブストーリー。

15歳のマイケル(デヴィット・クロス)と37歳のハンナ(ケイト・ウィンスレット)のラブシーンが取り沙汰されるが、後半を過ぎる辺りからのシリアスな展開で、絶対にやり過ぎだと思っていた前半のラブシーンが、ある意味自然で(言い過ぎ?)気にならなくなるから不思議である。

舞台は1958年のドイツ。マイケルはハンナと偶然出会い、ハンナに惹かれていく。体を重ねる中で、マイケルが朗読をすることが習慣となる。だがハンナは突然姿を消す。
大学の法学科に進んだマイケルがハンナと会ったのは、彼女がナチスの戦犯として裁かれる法廷だった・・・。

どんな犠牲を払ってでも守り通したいもの、またその意思を汲み取り、感じる事。
口には出せなくとも、察し、苦悩する事。そして心の奥底でひっそりとでも愛し続ける事。
ただし、愛し続けられなくなるかもしれない事。
これがこの作品の全てです。

最近ではなかなかお目にかかれない、ズシっと来る素晴らしい作品です。

主演女優は、一時ニコール・キッドマンになりましたが、ケイトに戻って良かったと思います。
(ワタクシがケイト好きだってのも少しありますが(笑))

行間を感じ取らせる演技や、微妙な戸惑いの表情などは、ケイトならで、この作品に大ハマリです。
特にラストシーン。あれで主演女優賞取ったと言っても過言では無いと思います。

かなりオススメの作品です。

評価:★★★★★★★★★★

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