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映画レビュー 「マイレージ、マイライフ」

マイレージ、マイライフ  原題:Up In The Air

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http://www.mile-life.jp/
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=335381
http://www.imdb.com/title/tt1193138/

予告編などで見る雰囲気とはうって変わって、完全に大人の映画に仕上がってます。
アカデミー賞に5部門ノミネートされたので、なんとなくそんな感じはしてはいましたが。
軽快なタッチで描かれているものの、中身はシリアスなヒューマン・ドラマです。

主人公のライアン・ビンガム(ジョージ・クルーニー)は、リストラ通告専門会社の幹部で、年間322日を出張で過ごす典型的な根無し族。まさにUp In The Air。

彼の講演会でも語っているように、バックパックに人生荷物は背負わないをモットーにし、煩わしい人間関係も避け、スマートに生きる彼の生きがいは、航空会社のマイレージを1000万マイル貯める事。
そんな彼に、同じ様なき方をしているアレックス(ベラ・ファーミガ)と出会い、また同僚であるナタリー(アナ・ケンドリック)の2人を通じ、自分の生き方を見つめ直す。

この作品には色んなテーマがあります。
リストラ、不倫による現実逃避、人間関係、そして自分の人生とは。
ところどころに笑いの要素はあるものの、全てが笑えない現実の問題なのだが、それを臆せず表現している所が素晴らしい。

人をリストラするとはどういう事だろう、またリストラされた人はどういう人生を歩むのだろうか。
煩わしい人間関係は避けがちだが、それをせずに絆というものは生まれるのだろうか。
余計なしがらみを捨て、効率的に生きる今の自分の生活は、今後の人生を考えても幸せなのだろうか。
自分の人生って何なんだろうか。

観終わった後に、つくづく考え込んでしまう作品です。
自分の人生がカラッポだと気づく幸せ、気付かない幸せ。
自分の人生に重荷はないと感じる幸せ、感じない幸せ。
あなたの幸せな生き方は?

評価:★★★★★★★★★

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映画レビュー 「湾岸ミッドナイト THE MOVIE」

湾岸ミッドナイト THE MOVIE

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http://www.wangan-movie.com/
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=333835

有名な?あの湾岸ミッドナイトの劇場版です。
今まで実写版だと大鶴義丹が出てたのがありますが、それを現代的にリメイクしたと言ったところでしょうか。

ストーリーはコミックス3巻までのZが炎上するところまで。ただし北見は登場はしない。
似て非なるものと考えた方が良さそうです。

この似て非なる所が曲者で、湾岸ミッドナイトの世界観を期待して見てしまうと、ちょっとがっかりしてしまいます。
勝手な解釈かもしれませんが、湾岸ミッドナイトの特筆すべきは、人の生き様とクルマ(機械)に対して真摯な想いが伝わってくるところだと思ってます。
(悪魔のZは別として)現実離れした事をするでもなく、あくまで原理・原則を大事にしたチューンを行い、それが色んなキャラクタがそれぞれの思いでクルマと向き合う様が、一番の魅力だと思います。

だが、そういうのがあまり感じられず、ただ原作のストーリーをなぞる事に(結果としてかもしれませんが)なってしまたのは残念でした。

まぁ尺の問題で難しかったのかもしれませんけどネ・・・。

それとやはり希少なクルマが痛めつけられるシーンは見るに耐えます。

続編もあるらしいので、↑な所は是非なんとかして欲しいですナ。

評価:☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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映画レビュー 「罪とか罰とか」

罪とか罰とか

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http://www.tsumi-batsu.com/
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=332462

久々の邦画になります。
このケラリーノ・サンドロヴィッチという監督の作品を観るのは恐らく初めてだが、天才かと思いました。

内容やテイストは完全と言って良いくらいのB級映画で、そもそもそこを狙って作っているようなので問題ないと思います。成海璃子演じる円城寺アヤメという売れないアイドルが、ある理由から一日警察署長を務め、強盗事件の解決にあたるというストーリー。コメディなのだが、かなりブラックジョーク満載で、非常に面白い。

こういう笑いのセンスや演出も面白かったのですが、やはり特筆すべきは話の展開の仕方だ。
オムニバス的に、別々の場所で起きる事象が一つに繋がっていく。パルプフィクションくらい良くできている。

この構成を作る難易度は高かったのではないかと思う。それは、この作品が持つテイストというか、各キャラクタが濃すぎるんです。
B級テイストを出すためかどうかは分かりませんが、とにかく濃いので、他のキャラクタのパートと話が完全に別々になりやすそうなところを、キーポイント(雑誌など)をいれたりすることで、上手くつなげています。

これがこの作品のミソである、良く分からないけど面白いってとこの秘密の様な気がします。

こういうのを見ると、まだまだ邦画も捨てたもんじゃないな、って思います。

評価:★★★★★★★☆☆☆

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映画レビュー 「ハート・ロッカー」

ハート・ロッカー  原題:The Hurt Locker

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http://hurtlocker.jp/
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=335594
http://www.imdb.com/title/tt0887912/

今年度のアカデミー賞を総ナメと言って良いくらいの6部門受賞の作品。
監督はキャスリン・ビグローで、ジェームズ・キャメロンとは元夫婦だ。
その元夫婦が、アカデミー賞を巡って熾烈な?争いを繰り広げたのだが、アカデミー会員は娯楽大衆作品は好かないらしく、このハート・ロッカーが受賞となった。

イラク戦争を舞台に、爆弾処理班の生き様を描いた、社会派でシリアスな戦争アクション。
とにかく最初から最後まで爆弾処理やゲリラに襲われる。これ一本。
まぁそこにある、そこにしかない緊張感を伝える事が、この作品の一つの醍醐味であるため否定はしない。

一般的に描かれる戦争の厳しさや無情さを表現するだけでなく、冒頭にでてきた、"War is a drug" という止めたいけど止められない兵士の性を描いているのが、もう一つの大きなテーマだ。(どっちかというとこちらがメイン)

一時帰還でスーパーにシリアルを買いに行くシーンがあるが、種類が多すぎて何を選んで良いか分からない。終いには目の前の物を買い物かごに投げ入れる。もう戦場という特殊な環境でしか生きていけなくなってしまった男の様を見事に描いている。

常に緊迫感があるし、戦争映画としてはかなり完成されている感はある。
しかし、もう少し作風を損なわない範囲でドラマ的な展開があった方が伝わりやすかったのではないだろうか。
嫌~な緊張感ばかりが先行し、それだけになりがちだ。
観客側に察する能力が多少なりとも求められるが、察せた瞬間にこの作品の素晴らしさが初めて分かるようになると思います。

作品のメッセージ性などを考えた場合、この作品はアカデミー賞を受賞するだけあってダントツです。
それは間違いありません。

評価:★★★★★★★★☆☆

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映画レビュー 「デジャヴ」

デジャヴ  原題:DEJA VU

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http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=325438
http://www.imdb.com/title/tt0453467/

ぶっちゃけ、こんな感じのタイトルの作品って怪しげなものが多いのですが、デンゼル・ワシントンとトニー・スコット監督という、サブウェイ123の組合せだったのでちょっと期待してみる。

当初の予想は見事に裏切られ、こんなに隠れた名作があったなんて・・・。

かなり凝った設定でスピード感溢れ、カットも面白いSFタッチのサスペンス・アクションです。
怪しげだなんてスミマセン・・・。

いわゆる「サイコ」な犯人により、帰港したニミッツの乗組員が載った客船が爆破され500人以上が死亡してしまう。
ATFに所属するダグ(デンゼル・ワシントン)はその能力を買われ、FBIと共に4日目を見る事が出来る装置を使い捜査に乗り出す。

少しネタバレしてしまうと、タイムパラドックスが肝になるのだが、あまり細かい事は気にしてはいけない。
それよりも、このありそうで絶対に無い(今の科学力では)、でも何故か本当に有りそうな雰囲気な設定と、スピーディな展開、そして現在と4日前を同時に見ながら捜査が進行する斬新さ。

何で全然話題にならなかったのか不思議なくらいです。手放しでオススメできる作品だと思います。

評価:★★★★★★★★☆☆

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映画レビュー 「第9地区」

第9地区  原題:District 9

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http://d-9.gaga.ne.jp/
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=335765
http://www.imdb.com/title/tt1136608/

ロード・オブ・ザ・リングのピーター・ジャクソンがプロデュースし、ニール・ブロムカンプという今回が長編映画監督デビューとなる新人監督が送りだすSFアクションの話題作。

俳優陣も無名な人ばかりで、ある意味チャレンジングだし、それに加えストーリーの設定がチャレンジングというか、面白い。

普通、エイリアンものと言ったら大抵地球侵略目的が大半なのだが、この作品の宇宙人は非常に弱い立場の位置づけだ。故障が原因で母船から取り残され、帰るに帰れなくなってしまったのだ。その風貌から、「エビ」と呼ばれるエイリアンは地上に降り、第9地区と呼ばれる地域に隔離され、地球人と共存し始める。

予告編だけ見ると、どう考えてもB級作品にしか思ないが、実際に観始めると、何故か引きこまれていく所が不思議である。
エイリアンの風貌は下品極まりなく(笑)、正直キモいのだが、それが1時間もすると見慣れて来て、大きな抵抗感を抱かなくなるのは不思議であるアバターでもそうだったのだが、できるだけ人間的な部分を見せることで親近感を持たせる手法は効果的なようである。


製作費は3000万ドルなので、少ないとは言い切れないが、最近のパラノーマル・アクティビティといい、製作費が少なくとも、内容勝負の作品が増える事は嬉しい。

舞台がヨハネスブルグという事もあり、"District 6"を意識してるのは間違いなく、社会風刺的なテイストがあったり、ブラックユーモアやお涙頂戴なんかもあったりがテンポ良く進むので不覚にも(笑)かなり引きこまれる作品だ。

ただ、パッと見やテイストはやはりB級なので、B級映画が嫌いな人には向かないかもしれません。しかし先入観を捨てて、何も考えずに見れば間違いなく夢中で観てしまうに違いありません。ぶっちゃけアバターとタメ張ってると思うのはワタクシだけでしょうか・・・。

映画館に行くのはちょっと・・・と言う人もDVDで良いからチェックしてみて下さい。
異色の作品ですがかなりオススメ。

評価:★★★★★★★★★

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