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映画レビュー 「TSUNAMI -ツナミ-」

TSUNAMI  原題:HAEUNDAE TIDAL WAVE

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http://www.mega-tsunami.jp/

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=337142

2009年に韓国で公開され、大ヒットとなった作品。TV CFでは「メガツナミヨ~」が印象的だった作品だ。
登場人物が韓国人ということもあるせいか、<超>日本語吹替版が殆どで字幕版はたった4館のみの上映となる。

単なるディザスター・パニックというよりは、ツナミの影響によるヒューマンドラマと言った方がピッタリだ。


主に3つのドラマから構成される。漁師であるマンシク(ソル・ギョング)と幼なじみのヨニ(ハ・ジウォン)の作業中の事故でヨニの父を亡くしてしまった事にまつわるユニット。

マンシクの弟で、海上救助隊のヒョンシク(イ・ミンギ)がたまたま海で救助したヒミ(カン・イェウォン)との恋愛ユニット

そして、このメガツナミを予測していた地質学者のキム・フィ(パク・チュンフン)と離婚した妻のユジン(オム・ジョンファ)と二人の子供にまつわるユニット。

最後に、ろくに仕事をしないドンチュン(キム・イングォン)とその母親のすれ違いと、母親の愛を描くユニット。大きく分けでこの4つでストーリーは構成される。

どれもこれもが、思いっきり韓流テイスト全開だ。オーバーに見えるリアクション、笑いのツボ、こってこての感動シーン。どうしてもこのテイストが苦手な人は苦痛だろうが、様々な韓流ドラマが輸入されている昨今では、それほど違和感なく受け入れられるのではないだろうか。これらが受け入れられさえすれば、この作品はとても見どころが多く、面白い作品に映るだろう。特に、海難救助隊のシークェンスでの思い切りの良さ。ちょうど同じ時期に海猿が公開されていて(まだ観てないのだが)イメージがダブるのだが、感動を得るためには手段を選ばない韓流を少しは見習ってほしいものだ。

ワタクシはこの手のベタベタなお涙頂戴に意外にも弱く、分かっちゃいるのだけど感動してしまう。そこへ未曾有のツナミが襲ってきて、ドラマが生まれるのだから、感動せずにはいられない。本国でヒットしたのもうなずける。

ツナミが起こる原因については、何も言及すまい。そんな事はこの作品にとってナンセンスだ。とにかく日本海側の釜山でツナミが起こればそれでいいのだ。ただちょっと良く分からなかったのだが、東北地方辺りで日本が分断している様に見えたのは気のせいかもしれないが・・・。

ユン・ジェギュン監督は、ハリウッド式ではない、アジアならではの私たちなりのパニック映画を作りたかったと述べていたようだが、まさにその通りの作品になっている。ツナミのCGも手を抜かれる事無く、迫力が伝わってくる。ある意味2012よりリアルだったかもしれない。

良い意味で期待を裏切られた作品だ。ただ個人的かもしれないが2つ難点を挙げると、吹替版は聞いてて疲れる。凄い通った声で、韓国語の抑揚を日本語でやられるとげんなりしてくる。それとラストのAKB48の歌だ。他に何か無かったのか・・・。

評価:★★★★★★★☆☆☆

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映画レビュー 「食べて、祈って、恋をして」

食べて、祈って、恋をして  原題:Eat Pray Love

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http://eat-pray-love.jp/
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=336557
http://www.imdb.com/title/tt0879870/

主人公リズの人生のやり直しを描いていくヒューマンストーリー。主演はジュリア・ロバーツ、原作はエリザベス・ギルバート。

ジャーナリストとして活躍するリズ(ジュリア・ロバーツ)は忙しい日々を送りながらも、どこか心が満たされない事に気づき、不満が募る。そして彼女は人生のリセットをするため、離婚をし、今の生活を全て捨て、イタリア(食べて)、インド(祈って)、バリ(恋をして)を巡る1年間の旅に出る。

話の流れとしては前述の通りだ。もちろんそれぞれの地ででドラマはあるのだが。テーマは良くも悪くも昔ながらの新しい自分探しだ。良く現実の生活に行き詰ったりすると、口にするフレーズである。
リズもこれに反する事無く、自分探しの旅に出かける。

ワタクシ自信、それぞれのシークェンスの持つテーマごとにハッとするところがあって、理解できるところもあった。ただ、このリズの取る一連の行動があまりにも非現実的過ぎて、ぶっちゃけどん引きしてまうところも多々ある。

この作品、ある意味凄くカオスなんですよ、ワタクシからみたら(笑
各地でのテーマは、ぶつ切りにすれば良い事を言ってるし、ある程度人生経験を積まないと理解しづらい内容なので○なのだが、自分を変えたいってのは分かるけど、各地でやってる事は意味不明で×。おまけで、離婚で全財産渡したはずなのに、何故か渡航費用があるのが△。

全体を通すと支離滅裂な作品なのだが、ちょっと生き方は考えさせられてしまった。

上を見てもきりは無いし、下を見てもきりが無いのだが、どんな人だって漠然と、今のままで良いのかと思ってるはずだ。(逆にそういう気持ちが無い人は本当に幸せなんだろう。羨ましい)それをもう一度気づかせてくれたのは多分良い事なのだが、問題点は分かったのだが、その解決方法が分からないままになってしまった。
そして今でも閉塞感が払拭できず、悶々としてしまっている。リズみたいなやり方なんて到底無理な訳なんだし・・・。

作品を観た・観ないに関わらず、日本人がこの問題を考えたとき、恐らく大抵は同じ閉塞感を味わってるのではないだろうか。劇中でで働き過ぎと評されているニューヨーカーはどう思うのだろうか、どういうアクションを取るのだろうか。本作の様に突拍子もない行動に出るのか、それとも悶々とするのか。恐らく後者だろう。でなきゃ、こんな現実逃避的な作品が売れるわけない。ただ実際にどうなのか、興味はある。

まぁ何にせよ、リズがこの恋を成就させ、また数年後に食べて、祈って、恋をしてないことを祈るばかりである。

だいぶ酷評になってしまったが、ジュリア・ロバーツは腐っても鯛というか、何を言われてもやはり美しい。それは間違いなかった。

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆

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映画レビュー 「悪人」

悪人

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http://www.akunin.jp/
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=336818#1

妻夫木聡と深津絵里が主演のヒューマンドラマ。監督は李相日。この作品で深津絵里はモントリオール世界映画祭で最優秀女優賞を受賞している。

最近の邦画は作品の出来にバラつきが大きいが、出来の良い作品は本当にレベルが高い。告白しかりアニメだがカラフルしかり。そしてこの悪人もトップクラス級の出来栄えだ。作風が暗く沈みがちだが、作品の持つテーマは非常に重くそれでいてストレートだ。

テーマは2つあり、その人にとって悪人とは一体誰なのか?そしてその裏返しで愛するということはどういう事なのかだ。



祐一(妻夫木聡)と光代(深津絵里)は出会い系サイトを通じて出会う。この二人に共通しているのは孤独。その経緯は違えども、互いに孤独でありそれを破りたいとどこかで思っていて、そのツールとして使ったのが出会い系サイトだった。妻夫木聡の完全に自分のキャラを殺し、人と接点を持とうとしない閉塞感でいっぱいな祐一と、深津絵里も元来持つオーラを完全に消しさり、地元から全く外にも出ず、まじめだが人から全くと言っていいほど視界に入れられていない光代が交わっていく様は見事としか言いようがない。

これは両社が同じ空気じゃないと、とても違和感のあるものになってしまうが、それが気持ちが悪いくらい感じられない。妻夫木は比較的口数が少ないので比較的楽だと思うのだが、深津絵里はあれだけ喋ってるのにも関わらず、深津絵里を全く感じさせず、自分の雰囲気で全てを呑みこんでしまった。

この2人と同じくらい、脇役だが光っていたのが樹木希林だ。彼女にも色々な試練が訪れるが、それにより衰弱しきってる様や、一転し意思を強く持ち立ち向かっていく様は心を打たれる。ある意味、この作品の中で一番人間臭く、老いながらも気持ちの芯の強さが感じられる。特にバスの運転手の言葉に深々と頭を下げるシーンは、我々が忘れかけている何かを思い出させてくれる。

それぞれの取り巻く環境に対し、悪人はそれぞれ違った人になる。その人の本質が分かっていれば、他人が見れば悪人でも、自分にとっては最愛の人になりうる。この複雑に入り組んだ現代社会での、善と悪の倫理観、そしてそれに付随した孤独と愛を強く描かれると同時に、我々も考えさせられる。

実社会の中で、現存する倫理観を越えて行くのは非常にハードルが高い。
そんな中で、最後に祐一と光代が見せた笑顔には何か救われた気がした。

評価:★★★★★★★★★

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映画レビュー 「2001年宇宙の旅」

2001年宇宙の旅  原題:2001: A Space Odyssey

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http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=16912

http://www.imdb.com/title/tt0062622/

アーサー・C・クラーク原作、スタンリー・キューブリック監督のもはや何の説明も必要のない、名作中の名作。

TOHOシネマズの午前十時の映画祭で鑑賞してきた。

劇場で観るのは(当然)初めてだったのだが、スクリーンの圧倒的な迫力で感動し、聞きなれたオープニングテーマが大音量で流れた時は感涙ものでした。

この作品は、良くSFに分類されるが、ワタクシは絶対に間違っていると思っていて、一つの大きな思想だと考えている。全体を通して、前半の当時としては先進科学の創造&想像性と後半のぶっ飛んでる映像体験、そしてそこにモノリスを起点とした生命の進化、輪廻が加わって描かれる。もうこれは2001年という思想であるに他ならない。もしくはちょっと視点を変えるならば、アートと表現しても良いだろう。

今、2010年に1968年の時代の人が想像した2001年の世界を見ても、大して古さを感じない事に驚き、またその想像の世界を殆ど越えられていない事実に落胆する。

正直、ここで何を書いてもナンセンスでしかない。とにかく観て、そして自分なりに感じ考えて欲しい。

評価:★★★★★★★★★★

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映画レビュー 「正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官」

正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官  原題:Crossing Over

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http://seiginoyukue.jp/
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=333888
http://www.imdb.com/title/tt0924129/

移民局捜査官の国を守る責務と、不法移民してくる人々の実態の深刻さのジレンマを描いた作品。主演はハリソン・フォード。ワタクシは大してアメリカの移民問題に詳しくは無いので、一般的な情報とイメージで書いている事の断りは入れておきたい。

9.11以降特に深刻視されるようになった移民問題。色々なケースの不法移民と、大抵は良い結果にならない結末。そして一人の捜査官を取り巻く、責務と良心のジレンマ。自由な国アメリカの移民問題の実態が垣間見られる。
本作では、出稼ぎなどの理由から不法滞在している者はその悲惨な結末が、不法滞在かつ人種問題が加わるとさらに大きな問題に発展していく様が描かれる。

ちょっと本作の感想を書くのは難しい。何故ならば、単に移民という事だけで済まされるわけではなく、それにまつわる不法就労、越境業者、グリーンカード発行・偽造などの闇の部分に加え、人種と宗教問題まで絡んでいるからだ。様々な要因が絡み過ぎて、何にフォーカスして良いかが難しい。

ただ敢えて取り上げるとすると、人にはやはりそれぞれ色々な事情があるという事だろう。移民する動機や目的は違えども、自由やチャンスを求めて、皆アメリカにやって来る事には変わりない。しかしそれに対し、ある意味残酷な台詞があった。市民宣誓式ので市長が言った、「成功する可能性がある」ということだ。
夢を追い求めてアメリカにくる人も多いだろう。しかしそれは約束されたものではないという事だ。

当然と言ってしまえば当然だ。だったら元からいるアメリカ国民は皆大成功になってしまう。そういうことよりも、ワタクシには、暗にアメリカに来ても良い事は無いですよ、と言ってる様にも感じられた。

日本はあまり移民を受け入れていないので、あまりピンとこない話題ではあるが、本作を観るとアメリカの移民を取り巻く問題が良く分かる。
残念な事に、ハリソン・フォードの担当?する、人々を救う正義はあまりピンと来なかった。作品の持つテーマは国家の安全(正義)と人々を救う正義の天秤なのだが、本作の描かれ方では、どう考えても国家の正義を貫く事で、他の大多数の国民の安全を守る事の方が重要だと感じられてしまった。国の方針は間違ってないと言いつつも、もう少し人道的なやり方は無いのか?という問題定義をするならば、もう少し誰でもが納得できる事例でやるべきだろう。

評価:★★★★★★☆☆☆☆

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映画レビュー 「噂のモーガン夫妻」

噂のモーガン夫妻  原題:Did You Hear About the Morgans?

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http://bd-dvd.sonypictures.jp/uwasa-no-fusai/
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=335448
http://www.imdb.com/title/tt1314228/

夫のポール役にヒュー・グラント、妻のメリル役にサラ・ジェシカ・パーカーで送る、ラブコメディ。
浮気をしたポールは、未だメリルに未練があるがメリル側は離婚すると強気。そんな二人が偶然殺人現場に出くわし、犯人を見てしまう。証人保護プログラムが発動され、お互いの中が悪いまま田舎に送られてしまうはめに・・・。

申し訳ないのですが、この手の落ちがワタクシは大っ嫌いなので、ぶっちゃけ評価はその時点で終わってます。
たまに申し上げてる様に、毎回ほとんど事前情報無しに観るので、こういう事故はたまにあります(笑)
読みたくない方はここで終了して下さい。

浮気をした原因が子作りストレス。これが、田舎暮らしをする中でアクシデントも重なってお互いを理解でき、もう一度向かいなおせる事ができた、とか、子供ができて3人で仲良く暮らした。的な内容を途中まではイメージしていた。

そして最後は妊娠できたのだが、やはりというか、子供ができたのにも関わらず養子を貰っているではないか。
いくらアメリカでは、多くの養子がいる事がある種ステータスだからと言って、子作りが原因で破綻しそうだった夫婦関係が、元に戻った上に妊娠までできたのに、何で更に養子を貰わなければならないのか、日本人のワタクシには全く理解ができない。これ、米人なら理解できるんだろうか?

この作品は、ハリウッドのメジャー作品なので、ある意味定石に従ってマジョリティに受ける内容にしなければいけないのは分かるが、個人的にはいただけない。
他がそれなりに力を抜いて見る事が出来、笑える良い作品なのに非常に惜しい。

今回の結末とは逆に、子供はできなくとも夫婦二人で楽しく生きていく様を描いた映画ってないのだろうか?
そういう結末の作品がメジャーの中でもあって良いとは思うのだが。

評価:★★☆☆☆☆☆☆☆☆

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映画レビュー 「ココ・アヴァン・シャネル」

ココ・アヴァン・シャネル  原題:Coco Before Chanel

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http://wwws.warnerbros.co.jp/cocoavantchanel/
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=333578
http://www.imdb.com/title/tt1035736/

ファション・デザイナーのシャネルの半生を描いた作品。過去にも何度か映画化されているようだが、今回はアメリのオドレイ・トトゥが主演を務める。

孤児院に入れられても子供ながら諦める事無く、社会に出てからも裁縫の仕事をしつつも、歌手としての夢を諦めない。そんな中、片手仕事にやっていた裁縫で、非常に独創的な帽子を作り上げ、才能に恵まれて行く事を自覚して行く。人と違う事を恐れず、自分が正しいと信じた道を、ただ無心につき進み、やがて成功を納める。

シャネルと言えば、その販売戦略はとても奇抜で個性的なものが多い事で知られているが、本作ではその辺は一切語られていない。それよりも前の、成りあがりっぷりと成りあがりつつも実業家との恋模様が描かれている。

正直、この作品は何故彼女の人生のこの部分を描きたかったのか、観た時は全く分からなかった。
客観的に見ると、結局はパトロンの財力を当てにし、タバコをふかして自由気ままに生きる人生を見せられただけの様な感想を受ける。これだけでは何の面白みも無い。

重要なのは、カペル(アレッサンドロ・ニヴォラ)から出資してもらった資金を返そうとする事だ。
一度は金を出して貰ったものの、彼女は自立した生活を望む。つまり(少なくとも彼女は)生きていく上で女は男に借りを作りたくないとう強い意思があったからだということ、それが男女の付き合いにおいても平等な同じ目線でいるために必要だと考えていた事だ。その辺の描写が案外さらっとしていたので、中盤までの印象が強い作品になってしまったのではかなろうか。

どれだけの人が、後半の部分でこの様な考えを持てたか分からないが、恐らくこの作品が伝えたかった事はこういう事だろう。そうでないと、シャネルは変な人だったで終わってしまうので・・・(笑)

ちょっと話の展開的にはイマイチだったところもあったが、オドレイ・トトゥには脱帽だった。
アメリやシャネルなど、個性の強いキャラクタにぴったりハマっていた。最近ではダヴィンチ・コードでお目見えしたが、その時とはイメージもだいぶ違い、大人の女性の魅力が素晴らしかった。
実際にあの目で見つめられたら・・・。

評価:★★★★★☆☆☆☆☆

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映画レビュー 「バイオハザードIV アフターライフ」

バイオハザードIV アフターライフ  原題:Resident Evil: Afterlife

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http://biohazard4.jp/
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=336357
http://www.imdb.com/title/tt1220634/

シリーズ4作目。主演はミラ・ジョヴォヴィチで変わらないが、本作から3Dでの上映となった。

T-ウイルスが世界に蔓延し、未だ終息の目処はたっていない。そんな世界で生き残った人々を救い出す旅を続けてるアリスだが、本作は渋谷の地下で密かに活動を続けているアンブレラ社の壊滅させミッションからストーリーは始まる。その後も彼女は旅を続け、平穏な場所とされるアルカディアを目指すのだが・・・。

本作では変化点が幾つかあった。クレア(アリ・ラーター)が復活した事、クリスが登場し、配役にプリズン・ブレイクのウェントワース・ミラーが起用された事。加えてアリスが人間に戻った事。そして何と言っても、3D上映になったことだ。

まずストーリー的なところだが、言っちゃ悪いがとにかくできるだけ引き延ばそうという意図が見え見えで、大したストーリーなど無いのである。常にアンブレラと何かしらが切っ掛けで一悶着起こしているという構図だ。
これは今回も変わらない。まぁメインはアクションを見せる作品なので、良いのかもしれないが、1作目、2作目辺りの次回作への期待度と比べると、かなり落ちる感は否めない。

本作で一番ハッキリしなかった所は、アリスの能力についてだ。ウェスカー(ショーン・ロバーツ)にT-ウイルスの中和剤を打たれて人間に戻った様だが、本当に戻ってしまったのか、その効果は一時的だったのかははっきりしない。飛行機から落ちてもほぼ無傷だったが、その後、特殊能力を使えなかったり、ナイフで腕を刺された時にひどく狼狽しているところを見ると、能力が消えた、もしくは相当弱まったとみるべきなのだろう。この辺も次作への布石なのかもしれない。

変化点のもう一つは3D化だ。アバターの時にも書いたのだが、奥行感を表現するための3Dは共感できるが、飛び出す側はそうは思わない。やはり違和感を感じる。あくまでも個人的な意見だが、迫力を増すためであるならば、3Dにするのではなくて、カット割りやスピード感で演出した方が、今は優れていると思う。3DのアクションものがキャプテンEOみたいな方向になるとちとまずいのだが・・・(笑)

この考えをさらに強くした理由に、スロー演出があると思う。本作はマトリックス並みのスロー演出が多用されるが、それと3Dの組合せってあまり迫力が無いように感じた。比較しないのでハッキリとは言えないが、3Dは多少なりとも不自然に見えるので、スピード感があるシーンで使った方が、不自然さは薄れ、迫力は増すのではないかと思う。とは言え、色々試行錯誤していかないと技術も発達してないので今後に期待したい。

総じて、気を抜いて観る娯楽アクションとしては良いものの、それに加えてドキドキする様なストーリー展開をも求める人にはちと厳しいか。

最後に、エンドロールは全部観た方が良いです。

Is that any way to treat a lady?

もとい

Is that any way to treat an audience?

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆

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