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映画レビュー 「カラフル」

カラフル

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http://colorful-movie.jp/index.html
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=335873

森絵都の小説が原作、監督は原恵一のアニメーション作品。

死んだはずで、かつ大きな罪を犯し、輪廻から外れる予定だったの<ぼく>の魂の元に、にプラプラという遣いが現れ、もう一度下界に戻り再挑戦するチャンスが与えるという。戻り先は自殺を図り、死んでしまう小林真という少年。生前の記憶は全て消されている。彼の肉体で修行(=ホームステイ)を行い、自分が犯した罪が何だったかを思い出す事が課題。しかし、今まで全く振舞いが違う小林真に周囲は困惑する・・・。

最初に書いてしまうが、扱ってるテーマや表現の仕方の感じ方が非常に人によって左右されやすい内容なので、賛否両論生まれるのではないかと思う。さらに輪を掛けているのが、アニメーションだということだ。これによってこだわりのレビューがされやすくなってしまいそうだ。こういうバックグラウンドを持っている作品だということを踏まえ、以下のレビューや他のサイトのレビューを読んで頂ければと思う。

アニメーションだったり、ストーリーの舞台が中学校なのでミドルティーン向けかと思うかもしれないが、内容的には大人向け、年齢層は幅広いと思う。

予告編などで察しがつくと思うので書いてしまうが、テーマは命の重さや生きる意味だ。また場合によっては絆かもしれない。これらはもちろんそうなのだが、ワタクシがどうしても気になったのが、「結果だけでは判断できない」ということだ。

冒頭で真はプラプラから最低限の情報だけインプットされる。その中に、両親や兄の情報があるのだが、そこで与えられる情報はあくまで「誰かが見た結果的な情報」だ。話が進むなかで、その結果に至るまでには色んなプロセスがあり、それを知ってるか知らないかで、見た結果から想う事が全く異なる。如何に察っせるか、これが優しさなんだなとつくづく感じた。

ワタクシはこの作品がアニメで良かったと考える。アニメの割には、派手な演出も無くその意味を問われそうだが、表情を大きく変えたり、キャラクタの気分に合わせて色使いを変えたりというのはもちろん、少なからず観客が何らかのキャラクタに自分を重ねると思う。そのとき、アニメの方が先入観無く入っていける。ちょっと実写では不自然な所が多くなりそうだ。

また声優陣だが、俳優陣を多く起用している。これによりオーバアクションが無い、自然なトーンになっている。これは作品全体のトーンが派手ではないので、良くマッチしてる。中でも母親役の麻生久美子はハマっていた。母親がダメだとこの作品、全部ダメなくらい重要なキャラなので、そこに見事にハマった感がある。

最後に、今までに生きる事の意味や家族との関係を考えた事がある人ならば、この作品には、何か一つ心に残るフレーズがあると思う。ワタクシの場合はプラプラが言った、

「人生何てわずか数十年、ちょっと長いホームステイだと思い!」

だ。
歳を重ねると、カラフルに生きる事も許されなくなってくるし、もう生きるのに疲れたと感じる事も多々ある。色々ネガティブに考える事はあっても、そういう風に考えた事はあまり無かったので、凄く心に響いた。

評価:★★★★★★★☆☆☆

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