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映画レビュー 「正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官」

正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官  原題:Crossing Over

00110.jpg

http://seiginoyukue.jp/
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=333888
http://www.imdb.com/title/tt0924129/

移民局捜査官の国を守る責務と、不法移民してくる人々の実態の深刻さのジレンマを描いた作品。主演はハリソン・フォード。ワタクシは大してアメリカの移民問題に詳しくは無いので、一般的な情報とイメージで書いている事の断りは入れておきたい。

9.11以降特に深刻視されるようになった移民問題。色々なケースの不法移民と、大抵は良い結果にならない結末。そして一人の捜査官を取り巻く、責務と良心のジレンマ。自由な国アメリカの移民問題の実態が垣間見られる。
本作では、出稼ぎなどの理由から不法滞在している者はその悲惨な結末が、不法滞在かつ人種問題が加わるとさらに大きな問題に発展していく様が描かれる。

ちょっと本作の感想を書くのは難しい。何故ならば、単に移民という事だけで済まされるわけではなく、それにまつわる不法就労、越境業者、グリーンカード発行・偽造などの闇の部分に加え、人種と宗教問題まで絡んでいるからだ。様々な要因が絡み過ぎて、何にフォーカスして良いかが難しい。

ただ敢えて取り上げるとすると、人にはやはりそれぞれ色々な事情があるという事だろう。移民する動機や目的は違えども、自由やチャンスを求めて、皆アメリカにやって来る事には変わりない。しかしそれに対し、ある意味残酷な台詞があった。市民宣誓式ので市長が言った、「成功する可能性がある」ということだ。
夢を追い求めてアメリカにくる人も多いだろう。しかしそれは約束されたものではないという事だ。

当然と言ってしまえば当然だ。だったら元からいるアメリカ国民は皆大成功になってしまう。そういうことよりも、ワタクシには、暗にアメリカに来ても良い事は無いですよ、と言ってる様にも感じられた。

日本はあまり移民を受け入れていないので、あまりピンとこない話題ではあるが、本作を観るとアメリカの移民を取り巻く問題が良く分かる。
残念な事に、ハリソン・フォードの担当?する、人々を救う正義はあまりピンと来なかった。作品の持つテーマは国家の安全(正義)と人々を救う正義の天秤なのだが、本作の描かれ方では、どう考えても国家の正義を貫く事で、他の大多数の国民の安全を守る事の方が重要だと感じられてしまった。国の方針は間違ってないと言いつつも、もう少し人道的なやり方は無いのか?という問題定義をするならば、もう少し誰でもが納得できる事例でやるべきだろう。

評価:★★★★★★☆☆☆☆

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