スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。




映画レビュー 「K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝」

K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝

00135.jpg

【公式サイト】  【allcinema】

かの有名な江戸川乱歩の怪人二十面相に登場するの主なキャラクタだけを用い、オリジナルとは全く違った解釈で繰り広げられるアクション・ミステリー。監督兼脚本の佐藤嗣麻子のオリジナルストーリーかと思っていたら、実は北村想が原作である。

舞台は第二次世界大戦も起きていない1949年の日本。そこは階級制度がしかれ、職業や結婚の選択の自由を奪われた、完全に差別化された世界だった。そこでサーカス団員として活躍する遠藤平吉(金城武)は、本物の怪人二十面相の罠にはめられ、二十面相として逮捕されてしまう。しかし仲間に助けられ、まんまと脱走した平吉は、本物の二十面相を捕まえて濡れ衣を晴らすべく奔走する。

以下、原作は北村想の小説を、オリジナルは江戸川乱歩の小説を指すこととする。

原作も知らず、子供の頃に読みまくり探偵になる事を夢見たオリジナルの怪人二十面相しか知らないワタクシwでも、最初はちょっと明智や小林少年の態度に違和感もあったが、意外と違和感なく楽しめた作品だ。

子供の頃のワタクシとしては、純粋に物語が楽しめれば良かったわけで、大人になってから二十面相は実は何人いたとか、そういう深堀はどうでも良かったというのが実際である。なので原作となった北村想の小説は全く内容を知らないのである。

原作の小説がどれだけアレンジされたかは分らないが、オリジナルと比べた場合、前述の通りキャラクターなどの設定だけ使い、後はほぼオリジナルのストーリー展開がされると言っても過言ではないだろう。
ストーリーの中で特徴的なのが、遠藤平吉が二十面相になるかを描く部分である。二十面相はオリジナルでも人を殺すことはせず、どちらかというと愉快犯が多かったのだが、本作でも遠藤平吉のその優しい人物像が描かれていて、泥棒でありながら憎めない二十面相のキャラを上手く表現できていた。

そして、注目すべきはやはり金城武のアクションである。殆ど彼のアクションを観る作品と言ってもいいくらいそのウェイトは大きい。狙ってやってると信じたいのだが、二十面相との格闘シーンなどでは、若干まだ身のこなしがしきれていない平吉を上手く演じれていた。軽やかな二十面相と、若干重そうな平吉、すごく対照的だった。

あとの部分は平凡と言ったら失礼だが、肩ひじ張らず楽しめる娯楽作品に仕上がっている。注意すべき点は、明智小五郎の活躍を期待する人は注意が必要だ。主人公はあくまで二十面相なのだから。

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆

ご協力よろしくお願いします!
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

関連記事


コメント
コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
http://nomovienolifebynw.blog106.fc2.com/tb.php/135-18783abc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

2011/01/08/17:13 | 心のままに映画の風景 | K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝 格差社会の架空都市“帝都”では、富裕層を狙い、美術品や骨董品を盗み出す“K-20”こと怪人二十面相が世間を騒がせていた。 サーカスの天才曲芸師・遠藤平吉(金城武)は、 財閥令嬢・葉子(松たか子)と名探...


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。