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映画レビュー 「富江 アンリミテッド」

富江 アンリミテッド

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【公式サイト】  【allcinema】

伊藤潤二原作のホラー・シリーズ第8弾。死んだはずの姉 富江が増殖しながら月子やその家族を襲っていく。監督は井口昇、富江役に仲村みう、月子役は荒井萌。

高校生の月子(荒井萌)は柔道部の下田(大和田健介)に密かに思いを寄せるが、下田の心は姉 富江(仲村みう)にあり嫉妬していた。そんなある日、工事現場の落下物が富江の左肩に刺さり、富江は即死する。しかし18歳になるはずの誕生日に、突如死んだはずの富江が現れる・・・。

富江はシリーズ化されているもの初見であり、今までのシリーズとの比較はできないため絶対評価として感想を書く。

ストーリーを書きたいのだが、正直前後関係がはっきりせず要約することができない。強いて書くとするならば、ここでこういうのが来ると怖いという恐怖感を何とか一つの話に仕立て、その中で富江と月子の関係を描いていという位だろう。

一番注力したと思われるのは、如何に観客に恐怖体験をさせるかということだろう。現に、公式HPの予告編では「今まで生ぬるい映像をお見せしてすみませんでした」なんていうものまで存在する。

ではどれほど怖いものが出てくるのかというと、これが何とも言えないクオリティだ。間違いなく全て狙ってやってるものだと思うのだが、オーバーアクションでナイフで人を刺すシーン、学生映画の雰囲気漂う悲鳴を上げるシーン、登場キャラでは弁当箱に敷き詰められた化け物の顔、顔だらけのムカデ、そして肩に張り付く化け物や巨大○○など、そのどれもが20年以上前のホラー映画、さらに言えばその年代のお化け屋敷的なクオリティだ。

最近の映画では見られないチープさやあからさまさ、そこに真剣さが加わると見方によってはこれほどおぞましいものはない。本作の怖さは今までのJホラーとは一線を画し、昔ながらの気色悪さな恐ろしさでの勝負しているのは新鮮だ。

しかし、ワタクシの目にはそうは映らなかった。真剣と見せかけて確信犯的に笑いを狙ってるのではないか?というのが一つ。もしくは、怖いものをとことん突き詰めていくと、可笑しなものになることがままあり、本作も頑張りすぎて、一歩引いてみると笑えるものになってしまっている。そう、ワタクシはとにかく爆笑してしまった。確かに今までは生ぬるい映像と言われればその通りだ。

さて、人物に焦点を当ててみる。前述した様に、オーバーアクションやあからさまな素人っぽさな演技のため、良いとも悪いとも言い難い。しかしその中で異彩だったのは富江役の中村みうだろう。あのゆったりとした口調の「月子~」はとても特徴的だし、どこか恐ろしさを感じる。劇中でも一人だけ雪女的な冷たさを感じるのだ。今後ホラー映画等で更に期待したいところだ。

心理的は怖さは公式ツイッターや、ほんとにドキッとするのは公式Webサイトの方が断然上だと感じる。

また本作では色んな作品がフィーチャーされている。特に「冷たい熱帯魚」や「エヴァンゲリオン」などは観ておくと楽しめるだろう。

真剣ともお笑いとも取れる本作は、遊び心溢れる興味深い作品である。

評価:★★★★★★★☆☆☆

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