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映画レビュー 「アジャストメント」

アジャストメント  原題:The Adjustment Bureau

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【公式サイト】  【allcinema】  【IMDb】

SF作家フィリップ・K・ディックの短編小説の映画化。主人公デヴィット・ノリスが運命を変える組織の存在を知ってしまったが、自身の意思で運命を切り開こうとするSF・ラブ・サスペンス。主演はおなじみマット・デイモン。共演はエミリー・ブラント。監督は「ボーン・アルティメイタム」の脚本を手掛け、本作が監督デビューとなるジョージ・ノルフィ。

デヴィット・ノリス(マット・デイモン)は、上院議員選挙の敗北宣言をしようとしていた矢先、エリース(エミリー・ブラント)で偶然出会い、惹かれてしまう。彼女と再会を果たし、仲が親密になりかけようとしていた時、謎の集団に出くわしてしまい拉致されてしまう。彼らはアジャストメント・ビューローという運命をコントロールする組織であり、二度とエリースと会うなと約束させられる。どうしても彼女が忘れられないデヴィットは、彼女を探し続けるが・・・。

マット・デイモンとエミリー・ブラントという組み合わせ時点で、何故かマット・デイモンにメロメロになるという展開は、本作も相変わらず継承されている。本作では一応設定上そうなってしかるべきなのだが、彼の出演作品を良く見ている人にはお約束の展開だとまず思うだろう。

閑話休題、予告編からはもう少し骨太のサスペンスを想像していたのだが、中身はラブ・サスペンスといったところか。設定がなかなか面白く、アジャストメント・ビューローの正体や、彼らの用いているシステムが古いようで新しく新鮮さを感じる。

ストーリー展開は、デヴィットとエミリーは一緒に居られない運命だが、2人の力でその運命を彼らの力で切り開いていくという単純なものだ。本来は単純だからこそ、伏線や謎などで肉づけをしていく必要があるのだが、本作ではイマイチやりきれていないため、薄っぺらい印象を持ってしまう。設定が面白だけにとても残念だ。特に、2人の持ち合わせる運命についてはもっと掘り下げても良かったのではないかと感じた。2人が特別な運命を持つのを良いことに、別れても2度もよりを戻せるという乱暴な展開もあるのだから。

マット・デイモンの安定感は相変わらずだ。ただ安定感が目について目を見張るものがあったかと聞かれると微妙だと感じた。走り回ってばっかりでアクションが少なかったからだろうか、どうしても本作の彼にはそれほどの魅力を感じないのだ。

一方のエミリー・ブラントは腰砕けする勢いだ。「プラダを着た悪魔」の時と比べると美人っぷりが半端なく増加している。そしてまた官能的なバレーを踊るとくれば、見どころの一つと言っても過言ではなかろう。

もう少ししっかりしたストーリーラインが欲しいところではあるが、リラックスして見られ、ハッピーエンドでもある事から、若年層のデート映画としては最適だろう。

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆

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コメント
妥当な評価だと思われます。
2011/05/29(日) 23:31 | URL | inuneko #L8qX7C.g[ 編集]
ありがとうございます。
もうちょっと期待してたんですけどね。
2011/05/30(月) 02:13 | URL | Nightwalker #HfMzn2gY[ 編集]
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