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映画レビュー 「赤ずきん」

赤ずきん  原題:Red Riding Hood

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【公式サイト】  【allcinema】  【IMDb】

有名なグリム童話の「赤ずきん」をモチーフにして描かれるファンタジー・ラブ・サスペンス。幼馴染との恋愛を成就させたいヒロインと、彼女を取り巻く村人の中に潜む人狼との関係が描かれる。主演はアマンダ・セイフライド、監督は「トワイライト~初恋」のキャサリン・ハードウィック。

婚約が決まっているものの、幼馴染と結ばれたいと願うヴァレリー(アマンダ・セイフライド)。彼女の住む村にはおきてがあり、満月の夜には狼が襲うため決して出歩いてはいけなかった。ある満月の夜、ヴァレリーの姉が狼に襲われて命を落としてしまう。復讐に立ち上がる村人たち。しかし村人の一人が呼んだソロモン神父(ゲイリー・オールドマン)は、狼は人の姿をして村人に扮しているという。村には不安が走り、人狼探しが始まるのだが・・・。

森の奥の小さな村で起きた、狼男と美女の話。とだけいうと、トワイライトシリーズを想像してしまうが、そのシリーズで最も完成度が高かったと思われる1作目の監督を担当したキャサリン・ハードウィックが本作の監督を務める。お蔭で、薄暗くて、どこか重たい雰囲気のある村や、人狼の描き方などはお手の物といった感がある。

だが、本作はストーリーを織りなす要素が複雑だ。ファンタジーあり、ラブストーリーがあり、そしてサスペンスがある。100分という比較的短くテンポ良く進む枠の中に収めたのはとても評価したい。しかし、その3つの要素の内、ストーリー展開上、重きを置かざるを得ないのがサスペンスの部分であり、ヴァレリーが駆け落ちしてでも村を出たいというラブストーリーの部分が弱かった感がある。従って、アマンダ・セイフライドの魅力も全部は生かし切れてなく勿体なかった印象だ。

この辺がラブストーリーにフォーカスしたトワイライトとは決定的に違うところではあるが、作風としては面白いので、できるだけ前向きに評価したい。

ただストーリ上、どうしても納得がいかないのがラストシーンだ。是非ヴァレリーにも同じ道を進んで欲しかった。監督のキャサリンの意向なのか、はたまたアマンダの女優イメージのせいなのか、色々と縛りはあるとは思うが、駆け落ちまでしようと誓い合った二人なのだから、何があっても同じ道を進んで欲しかった。あおの状況では、まだリカバれたはずだと思うのだが・・・。いずれにせよ、最後の最後でこれは大きな減点だろう。

本作では、若手も起用されていて、ピーター役のシャイロー・フェルナンデスやヘンリー役のマックス・アイアンズは、まだそれほど出演も多くなく、見事チャンスを掴んだ格好だ。今後の活躍に期待したい。

総評だが、前述のラブ・ストーリーの弱さはあるものの、テンポも良く、適度なサスペンスのスリリング感が有りながらも概ねリラックスして楽しめる作品になっている。ただやはり気になるのはラストシーンだ。ここで評価が二分する事になってしまっているかもしれないと思うのはワタクシだけだろうか。

評価:★★★★★☆☆☆☆☆

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