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映画レビュー 「ぼくのエリ 200歳の少女」

ぼくのエリ 200歳の少女  原題:Let The Right One In

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【公式サイト】  【allcinema】  【IMDb】

タイトルやポスターなどからは想像しにくいが、ヴァンパイアの少女と少年の切ないラブストーリー。いじめられっ子で友達のいない少年の、隣に引っ越してきたヴァンパイアの少女への初恋と、彼らが辿る悲しくも美しい運命が描かれる。

母と2人で暮らすオスカー(カーレ・ヘーデブラント)。友達もおらず学校でのいじめに耐えるだけの日々を送っているところに、隣の部屋にエリ(リーナ・レアンデション)が越してくる。夕暮れ時に家の前の公園で少しずつお互いに心を開いていく2人。そんな中、町で奇妙な殺人事件が続く・・・。

スウェーデン映画で、かつ子役も凄く女の子っぽい男の子が主役という、これだけでとても特徴的な印象を持つ。しかもヴァンパイアムービーというと大抵皆何となくあらすじが読めるのだが、本作は子供2人が主人公という、一風変わった設定が面白い。そしてまた人間の男の子が恋をした暁に待ち受ける運命が、今までのそれとは違った趣を持っている。

スウェーデンという土地柄であるその寒い冬の情景と、透き通るような登場人物白い肌が、繊細で美しい2人の恋心の描写をより一層引き立てる。これほどの一体感はそうそうお目に掛かれるものでもなく、素晴らしいの一言だ。

スウェーデン語なので、細かいニュアンスは全く分からないのだが、オスカーのエリと出会う前後の表情の違いはハッキリしていてるものの、非常に自然で気持ちの推移が容易に見て取れる。

予算の関係か、エリがヴァンパイアに変身してしまうVFXは作りの粗さが目立ったり、オスカーが学校でいじめっ子と対峙しそうになった時、そしてしている時の不自然さが気になった。

最後に、「女の子じゃない」という表現とボカシの部分は、1回観ただけではさっぱり分からなかった。何でオスカーが目を丸くしたのか。その事実と初恋というキーワードをラップさせると何とも言えない複雑な気持ちになるのだが、非常に分かりづらい。ただ知ってしまえば違った目で見れるという、映画の醍醐味を味わうことができる。

総じて、脚本が面白く独特な雰囲気を持った作品であり、それぞれの登場人物が持つ背景を想像すると、絶賛されるのも納得できる出来だ。

評価:★★★★★★★☆☆☆

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