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映画レビュー 「エスター」

エスター。 原題:Orphan

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http://www.imdb.com/title/tt1148204/


ケイト(ベラ・ファーミガ)とジョン(ピーター・サースガード)は死産のショックから立ち直るべく、養子を迎える事にする。その養子が孤児院にいるエスター(イザベル・ファーマン)。
原題のOrphanとは孤児のこと。これをそのまま邦題にしても、変な映画っぽくなるので、今回の邦題は妥当か。

さて、Trailerにもある様に、「この娘、どこかが変だ」というキャッチコピー通り、彼女の周辺で様々な事件が起こり、またそれに必ず彼女が関与している。そしてその正体とは一体・・・。



一応、ホラー映画の分類だとは思うんですが、もっと現実的な感じ。リアリスティック・ホラーとでも言いましょうか。それは全てこの映画の結末に起因するんですが、ストーリーや怖さの見せ方など、同じ子供が関わるオーメンなんかとは全く違う感じ。
常に現実をベースにした不気味さが漂う湿った恐怖感が味わえると思います。

役者の演技も素晴らしかった。ベラ・ファーミガの悩み苦しむ母親、イザベル・ファーマンの境界性人格障害(とあと何て言ってたか忘れた)を持ち、不気味さと常に秘密が見え隠れするエスター。だが、この作品を成功に導いたのは、何と言ってもマックス役のアリアーナ・コールマンだろう。
この口と耳が不自由な設定なため、表情と仕草が全てになるんですが、それを見事にやり遂げて、エスターの怖さを助長させる事に成功してます。
彼女がいなければ、もっと恐怖の演出が大変だったでしょう。

またレオナルド・ディカプリオも制作に参加しており、この作品の期待度が窺い知れます。典型的なホラー映画を求める人には向いてません。もっとリアルに心地の悪い恐怖感を味わいたい人にはお薦めです。
まぁそれ故、評価がだいぶ分かれそうですけどね。

残念だったのは、90分位で終わると、もっとテンポ良く休む暇もなくスリリングだったのではないかという事と、効果音で「怖いの来るぞー!」ってのあるじゃないですか。
その時って全然怖くないんですよ。で、いきなりバン!ってくる。ボクは別に怖がりじゃないんで、ビクっともしないんですが、一応、来るぞー!って時は無意識に緊張するんです。でも何もない。だから凄い疲れる(笑)

ラストの実は大人だったってのは凄く意外で面白い設定だった。
ダニエル(ジミー・ベネット)が木から落ちてからはもう釘付け(笑)

妙に何でもできたり、大人っぽかったりするのにも納得。だって<33年も生きてんだから(笑)
それにしても特殊メイクは凄くて、一瞬、大人が子役をやってるのかと疑ってしまった・・・。ちょっと可哀想だなぁと思ったのが、トイレで発狂するところ。境界性人格障害であれば、本人にはあまり自覚症状はないと思うんですが(間違ってたらごめんなさい)、劇中では、殺人をしたのがバレてないと自分に言い聞かせる内、発狂してしまいます。あれって何となく自分の中でどうにもならない不安が込み上げて来て、にっちもさっちもいかなくなっちゃったと思うんですよ。それなりに彼女も辛かったんだろうと、ちょっと同情しちゃいました。

しかし、やはり子供だと思ってたのが実は大人だったというのは、どのホラー映画の設定よりも怖いかもしれない(笑)

評価:★★★★★★★★☆☆

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