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映画レビュー 「ハウスメイド」

ハウスメイド  原題:The Housemaid

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【公式サイト】  【allcinema】  【IMDb】

1960年の韓国映画「下女」をイム・サンス監督がリメイク。上流階級に来た一人のメイドにより、女の恨みから家庭が崩壊していく様を描く官能サスペンス。主演はチョン・ドヨン。

上流階級の屋敷でメイドとして働くことになったウニ(チョン・ドヨン)。彼女は先輩メイドであうビョンシク(ユン・ヨジュン)の指導を受けながら、主人であるフン(イ・ジョンジェ)とその妻であるヘラ(ソウ)、そしてその娘の世話を受け持つ。妊娠中のヘラでは満足できないフンから迫られたウニは関係を持ってしまい、妊娠してしまう。これを切っ掛けに女達の憎悪が渦巻き、家庭は崩壊していく・・・。

女を怒らせたら怖いというのは、こういう事をきっというのであろう。それを実感できる作品だ。

本作は大きく2つのパートから構成される。まず前半のウニがメイドと愛人になっていく様だ。彼女をピュアで健気だが、それを男がみたらそそられるだろう、という描写が実に上手くされている。お風呂を洗うシーンなどはその典型だ。自然体の中に見え隠れするエロにグッとくる男性は少なくないだろう。そしてこのウニが体の関係を持ち、渦中に身を投じるまでのパート。

後半は復讐のパート。ここはもう泥沼の戦いと言わんとばかりの女の執念が見て取れる。自分の夫と寝た女を恨みつつも自分を裏切った夫も許せないヘラの葛藤。そして娘をネタに良い生活への欲望が絶対のヘラの母、当人のウニ、どっちつかずのビョンシク。主にこの4人の思いが複雑に絡み合い構成されていく後半。

ただしこの後半は、誰一人として倫理的に正しい行動をしている人物がいないことに気づかされる。ただでさえ、一波乱ある設定なのに、それに輪を掛けて各人の行動がかなりムチャクチャであるために、より一層泥沼感を味わったのだろう。全員の登場人物に対して、何故そこまでやらなければいけないのか?という問いが頭の中で回ってしまい、それまでの盛り上がり感が一気に冷めてしまった。良くも悪くも韓流というところかもしれないのだが、自分には感情移入が難しくなるくらい、超越していた。

俳優陣の演技は誰もが素晴らしく、韓国映画を見ると、時折オーバーアクションが気になることがあるが、そういうこともなく、皆が名演だった。中でもやはり主演のチョン・ドヨンは自然体で素晴らしかったと感じた。今回が初見であったが、もっとブレイクしても良いかと思う。

もうどうにもならない位の泥沼ドラマが好きな人にはお勧めできると思う。

評価:★★★☆☆☆☆☆☆☆

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