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映画レビュー 「ゴッド・ブレス・アメリカ」

ゴッド・ブレス・アメリカ  原題:God Bless America

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【公式サイト】  【allcinema】  【IMDb】

人生に絶望した孤独な中年男と女子高生が銃を片手に世の中の粛清の旅に出る様を描き、全米で物議を醸しだした、バイオレンス・ブラック・コメディ。主演はジョエル・マーレイと、新鋭タラ・リン・バー。監督はボブキャット・ゴールドスウェイト。

ワタクシ自信が数年前から、自発的には決まったテレビ番組しか殆ど見なくなった。これはフランクのごとくただ面白可笑しくするだけの番組事態に嫌気がさしてしまったからである。フランクも全く同じ想いになる。加えて彼に起きたある事件が切っ掛けで世の中の粛正を決意するのだ。主人公が行動を起こすまでのプロセスは既視感があるが、フランクの場合は非常に理性的であるのがユニークだ。熱血ではなく、冷静にどうしいうもない社会の腐敗を説いている。ブラックジョークを織り交ぜ決して小難しくしてないところが非常に良い。

テレビでもwebでもそうだが、くだらなかったり、でっち上げ的な内容で話を大きくして笑わせたり、批評家が知ってる知識をひけらかして偉そうにしている。また観客側もそれに乗っかって笑ったり反論したり、または多大な影響を受けて盲目的になったりしている。ワタクシだって面白い事の方が大好きだが、本作は、現代のメディアに対して警鐘を鳴らしているとも言えるだろう。

第2のクロエとの呼び声もあるロキシー役のタラ・ライン・バー。正直言うと、クロエより華がない。では抜くのが難しいかというと、華が無い分、本作の様な陰のあるキャラにはベストマッチなのである、似て非なる、クロエとは対極に位置する女優になっていくと思われる。

さて本作を鑑賞するに当たり、幾つか観ておきたい作品がある。一つは
「俺たちに明日はない」である。ボニーとクライドの強盗逃走劇なのだが、本作もバンブルビーと同じ黄色いカマロに乗って、粛清の旅に出るのである。目的は違えど、やはりオーバーラップする部分は多い。

そして残りはJUNOスーパー!キック・アスだ。JUNOは脚本についていじられてる(=半ばdisられてる)。キックアスは内容がどうというよりも、フランクが最初に殺す女の名前がクロエなのだ。これは勝手な想像であるが、とかくキックアスやスーパー!と比較されるであろうというのが、脚本も担当したボブ・ゴールドスウェイトという監督には分かっていて、きっと「その2作品とは違うし、タラ・リン・バーはクロエもエレンも超える!」ということのアピールのために、最初にクロエを殺し、JUNOをdisることにより、エレン・ペイジを蹴落としたのではないかと邪推してしまった。

余談だが、途中誰を殺すのか相談するシーンがあるのだが、すぐ"Actually"と言う奴というシーンがあって、自分もすぐ言っちゃうのでちょっと焦った(笑)

評価:★★★★★★★★★



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2012/08/13(月) 14:59 | | #[ 編集]
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