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映画レビュー 「プロメテウス」

プロメテウス 原題:Prometheus

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【公式サイト】  【allcinema】  【IMDb】

エイリアンと同じ世界で、2人の科学者を中心に人類の起源を求めて惑星LV-233へ旅立つSFミステリー。プロメテウス号に乗り、未知なる生命体を求めて調査を開始するが・・・。主演は「ミレニアム」シリーズのノオミ・ラパス、共演にマイケル・ファスベンダー、シャーリーズ・セロン。監督はリドリー・スコット。

ツイッターを流し読みするとポジティブな意見が多いのだが、ワタクシはイマイチな評価である。さすがリドリー・スコットという位、飽きさせないストーリー展開やディテールの描写、いつでも何か起こりそうな演出など作品としては良く出来ているのだが、何かが足りないのである。

その理由は大きく2つある。1つ目はエイリアン・シリーズが持つ閉塞感が薄いのだ。あの閉塞感の中での恐怖こそが最大の魅力だったわけだが、惑星LV-223自体も舞台になるため、それが薄れてしまう。これは本作に何を期待しているかで、この印象も大きく変わってくるのだが、ワタクシは「人類の起源を明らかにする」というテーマは、エイリアンのノリで明らかにされていくのだと思っていたが、その期待は的外れであった。エイリアンシリーズと話は繋がっていても別物と考えるべきだろう。今となって分かっても仕方ないが、だからこそタイトルに「エイリアン」の文字は無いのである。

2つ目は、謎を解くと言いながらも核心の部分に触れておらず、とてもモヤモヤするのである。
①ウェイランド社はどこまでの情報を持っていたのか
②人間が出来たプロセスは分かるが、その理由
③LV-223(本作)とLV-426(エイリアン)の目的の違い
④スペースジョッキーとは何者なのか
これらが主にハッキリしないのだ。続編が予定されているようなので、そちらで全ての謎はハッキリするのかもしれないが、完全にハリポッター7章Part1みたいにフラストレーションがとても溜まる。特に①が分からないと、行動の理由を推定するしかなく致命傷に近い。一つ確かなのはデヴィッド(マイケル・ファスベンダー)が人体実験を行ったのは、繁殖途中でサンプルを地球に持ち帰るのはこのシリーズのお約束ということだけだ(笑)


登場人物で注目すべきはデヴィッド役のマイケル・ファスベンダー、メレディス役のシャーリーズ・セロン、そしてエリザベス役のノオミ・ラパスだ。マイケルはSHAMEで見せた様な無表情がアンドロイドとしてピッタリはまっていて、ある意味感動を覚えた。シャーリーズ・セロンはとにかく美しい。これだけ(笑)ノオミ・パラスはリプリー同様、強い女を演じきった。シガニー・ウィーバーの様に気の強そうな顔ではないが、ミレニアムシリーズで見せたリスベットしかり、ここ一番の女の強さを見せつけたと言えるだろう。

全ては続編に託す事になり、作風から全て肩透かしを食らった感がある。リドスコは裏切らないと信じたい。

最後にそれぞれのフィーチャー相関が分かりやすい絵を見つけたので貼っておく。転載許可はしっかり取ってあるので、無断転載厳禁です。

評価:★★★★★☆☆☆☆☆






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