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映画レビュー 「トガニ」

トガニ  原題:DOGANI

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【公式サイト】  【allcinema】  【IMDb】

聴覚障害者学校に赴任した美術教師のカンは、学校内の異様な雰囲気に感じる。生徒の一人から職員が生徒に暴行や性的虐待を行っている事実を知る。何とかしてやめさせたいカンは、人権センターを訪ねる。主演コン・ユ、共演チョン・ユミ、監督は「マイ・ファーザー」のファン・ドンヒョク。

実話がベースで、本作公開後に韓国国内でも改めて事件が見直されるなど、大きな波紋を呼んだ作品である。この内容が事実であるならば(事実なのだが)非常にショッキングであるし、日本においても是非性犯罪者に対する法改正などの見直しをする必要があるだろう。

しかし、どうしても本作で腑に落ちない点が1点ある。これはツイッターでも書いたのだが、日本で言えば中学生~小学校高学年位の生徒が、いとも簡単に法廷に立つところだ。如何に苦しめられていたとはいえ、何をされていたかその歳になれば分かるだろう。そしてそれを公衆の面前で全てを語らなくてはならないプレッシャーは、どんなに精神力の強い大人でも困難なはずだ。それを一番多感な時期の子供が、それ程の葛藤も無く話し始めるのだから肩透かしを食らった気分だ。

監督は起きた事件の内容を優先的に伝えたいと考えたのか分からないが、最終的には大人の判断が優先してしまい、どうにもならない状況が生まれつつも、告白しなければいけないその心境ももっと突っ込んで表現して欲しかった。男の子のエピソードでそれがあるにせよ、やはり話始めが一番大切だとワタクシは思うのである。

とはいえ、あの状況では悪いのは完全に教師側であるため、責められるべきはこちらなのだが。

評価:★★★★★★★☆☆☆




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