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映画レビュー 「インセプション」

インセプション  原題:INCEPTION

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http://wwws.warnerbros.co.jp/inception/
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=334832
http://www.imdb.com/title/tt1375666/

ダークナイトのクリストファー・ノーラン監督がディカプリオや渡辺謙などの豪華俳優陣を擁して送る、SFアクション。
予告編だけ観てると、どうも取っつき難そうで難解な哲学ものっぽい印象を受けるのが、イメージがそうなだけで、実は148分という尺の長さを全く感じさせない程、スリリングなアクション大作だ。

コブ(レオナルド・ディカプリオ)は産業スパイで相手からアイデアを夢の中から抜き取ってくるExtractorである。サイトー(渡辺謙)から機密を盗もうとするが失敗してしまう。失敗により依頼主から追われる立場になったコブだが、サイトーから新たなオファーを受ける。だがそれは、今までの抜き取りではなく、さらに困難な相手の潜在意識に情報を植え付けるインセプションだった。(劇中ではplantって良く言ってましたが、意訳でInception=植え付けと訳されてたと記憶してます)

一見難解そうに感じるのだが、分かってしまえば凄く単純だ。
・夢の中で作る物は想像で作る事。記憶を頼りに作ると夢だとバレる。
・夢の中から戻るには、揺れを感知(劇中の設定はキック)するか死ねばいい。ただし後者は場合によってはNG。
・深い夢に入れば入るほど、時間の進み方がゆっくりになっていく。

これさえ抑えておいて、あとは今、どの階層で起きてる事なのかが分かっていれば分からなくなる事は無い。

似たような世界観だとマトリックスがあった。あっちの方がよっぽど難しい。その世界のシステムを説明するために必ずノーアクションの会話シーンがあり、使ってる言葉も親しみのない言葉ばかり。
それに比べ、インセプションはルールは単純化し、説明はビジュアルで訴える様にしてる所ので、感覚的に分かりやすい。
ただそのビジュアルがもの凄いのと、どこか重苦しさを感じるBGMと相まって、とてつもない世界の様に感じさせているのは恐れ入った。

今回、特にBGMが秀逸で、このダークナイト的というか、どこかアングラ的で重く緊張感のあるBGMがより一層、夢に立ち入るという禁断と、同時に入ったら最後、無事抜け出せないのでは?という不安感を強く掻き立たせている。ちなみに、音楽はハンス・ジマーが担当で彼はダークナイトも手掛けている。

クリストファー・ノーラン監督はダークナイトでもそうであったように、観客に一つの大きなテーマを付きつける。
本作では、現実と夢とは何なのか、そしてその違いは何なのか、だ。コブが持っている伏線も、全てはこのテーマに帰結する。
とても哲学的であり、アクションに目を奪われつつも頭の片隅で考えてしまう。
そしてあのラストシーンに繋がっていく・・・。

珍しくケチの付けようが無い作品でした。是非もう一回観たい。
予告編だけ観て、ちょっとなぁって人は絶対に観た方が良い。
この作品の良さは、予告編程度の時間では伝えきれないので。

この作品が10★だと他の作品の評価を変えなければならないかもしれない!?
今年のオスカーは、もうインセプションで良いんじゃないの?ってちょっと思った。(無理だろうけど)

評価:★★★★★★★★★★

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