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映画レビュー 「恐怖」

恐怖

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http://www.kyofu-movie.jp/

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=336550

一瀬隆重プロデューサーとリングの脚本を担当した高橋洋が監督を務める作品。本作でJホラーシリーズは完結となる。

今から17年前、夫婦で医師である悦子(片平なぎさ)は、脳実験が記録された古いフィルムを見てしまう。そのフィルムにはまさに自分たちがやろうとしていた、シルビウス裂に電流を流すと、普段見えない物が見える様になるという、そのものだった。やがてスクリーンには大きな白い光が映し出される。それをたまたま見てしまったみゆき(中村ゆり)とかおり(藤井美菜)。全てはここから始まる・・・。

今までのホラー物と決定的に違うのが、今までは、見えるにせよ見えないにせよ、何か霊的な物が襲ってくるのに対して、本作は内に秘めているものが顕在化してしまうこと、またそれにより何か違う事が起こってしまう事で、怖さを演出している点だと思う。

この試みはなかなかか面白いと思うし、ワタクシもその方がより怖いと感じる。何故ならもしかしたら自分にもあり得る可能性が高いのだから。そのための一つ一つのフィーチャーは、それなりに怖さを感じさせる要素はあるのだが、これが全体を通して見ると、怖さよりも何だか良く分からないという印象が先行してしまい、全く怖さを感じないのである。
言ってみれば、お化け屋敷のお化けを、白昼の渋谷のスクランブル交差点で見るか、深夜一人で寝ている枕元に忽然と現れるかくらいの大差だ。

そう、この作品はストーリーが非常に分かりづらい。視覚的に怖さを伝える作品ならまだしも、本作は何か有り得ない物を「察して」恐怖を感じるように作られていると思った。だからある程度はそこに至るまでの土台が作られてないと、何も感じない。
あんまりだったので、何かこの点についてコメントは無いのかと検索してみたら、↓の様なコメントを見つけた。



監督の高橋氏はインタビュアの「分からないという意見が多い」という問いに対して一瞬絶句した後、「元々全員に分かって貰おうと思って作って無い」と言い、一瀬氏は「分からないということが分からない。怖ければそれで良い」的な発言だった。まぁそれならそれで良いですけど・・・。

挙句の果ては、ラストシーンだ。
これでさらに分からなくなってしまった。
今まで見てきた事は何だったのか?
現実だったのか?
もう一つの現実なのか?
夢だったのか?
服部?(でしたっけ?運転手)の頭が割れてた理由は?

誰か完全解説サイトとか作ってくれないだろうか?
何はともあれ、視覚的な恐怖を売りにした作品では無いのだから、最低限の話の筋道は必要だと思う。
作り手側はそれをある意味放棄してるのだから、分からなくて当然だろう。

そしてワタクシ的には、察して怖さを得る作品には、最低限のストーリー性が無いと全く伝わらないと考えているので、この評価を付けざるを得なかった。

最後に、この恐怖というタイトル。ワタクシ的には全てが噛み合わないのだが・・・。

評価:☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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